キワニスクラブは、奉仕活動を行う民間の団体です。

サークルK武蔵野大学チャーターセレモニー開催 2016.7.31

7月31日に、サークルK武蔵野大学(コネクト)のチャーターセレモニーが同大学武蔵野キャンパスの「雪頂」講堂で開催されました。東京クラブがスポンサーする初のサークルK、日本地区で初の単一大学ベースのサークルKです。大学側から、西本学長、久富教授(サークルKアドバイザー)等、キワニス側からは北里国際理事、日本地区の倉田ガバナー、多田青少年教育委員長(SLP担当)、東京クラブからアドバイザーを務める吉國外多くの会員が出席しました。西本学長、北里理事を始めとする来賓方からのスピーチに加え、Sue Petrisin国際キワニス会長からもメッセージ(北里理事代読)が寄せられました。認証状へのサイン、認証状の授与を経て、サークルKの近藤会長からメンバーの紹介と活動実績の報告があり、さらにキワニス・ユース・フォーラムを代表して身延山高校手話コミュニケーション部が、手話を交えた挨拶を行うなど素晴らしい式典となりました。
認証式の後も隣接する校舎の教室で懇親会が開催され、キワニス会員とコネクトのメンバーがこれからの活動について協力を誓い合いました。サークル名コネクトは、仏教用語の「ご縁」に通じます。武蔵野大学のルーツは、関東大震災後に「日本のマザー・テレサ」ともいわれた、親鸞聖人の血を引く西本願寺門主の令嬢九条武子が、築地本願寺境内に設置した救護センターでした。本願寺の僧侶だった私の母方の祖父がその救護活動に参加していたこと、サークルK成立のきっかけが、武蔵野大学客員教授だった私が学生からボランティア活動に関するアドバイスを頼まれたことにあること、コネクトがサークルK認証後最初に行った活動が熊本の震災の支援であったこと・・・・様々な「ご縁」を感じながら、武蔵野キャンパスからの帰り道、ふと口ずさんだのは、歌人九条武子の代表作「無憂華」の冒頭を飾る以下の歌でした。

おほひなるものゝちからにひかれゆくわがあしあとのおぼつかなしや