第29回東京キワニスクラブ青少年教育賞表彰式
「ボランティア活動の明日~キワニスとともに」
日時:2013年9月21日
場所:ドイツ文化会館 OAGホール
授賞者
平成25年9月21日、青山のドイツ文化会館OAGホールで第29回東京キワニスクラブ青少年教育賞表彰式が次の通り開催されました。
14:30 緒方会長開会挨拶
14:35 表彰式 最優勝賞 身延山高校手話コミュニケーション部
優秀賞 群馬県ガールスカウト連盟「小さな力運動」
優秀賞 明星大学防犯ボランティア隊MCAT15:00 受賞団体の挨拶と活動紹介
15:45 昨年授賞団体から「ゆるかも」と「ガクボラ」による活動経過報告
16:00 各団体代表によるパネルディスカッション(モデレーター磯田副委員長)
17:00 交流会
18:30 豊田青少年教育委員会担当副会長挨拶、藤原副会長閉会挨拶
今年度のプログラムでの新たな試みとして次の2点が挙げられます。
一つは、シンポジウムとして例年のような外部招待者によるスピーチではなく、青少年団体代表によるパネルディスカッションを行った事です。ここでは、各団体が現在抱える問題点や過去にハードルを乗り越えたノウハウ等を発表し合い、それぞれが質問・討議を通じてボランティア活動の現状について共有する事を目的としました。
もう一つは、プログラムの最後に簡単なパーティー形式での交流会を企画した事です。ここでは参加者全員がお互いを自己紹介し合い、活動紹介や討論会で十分話せなかった部分にまで踏み込んで忌憚のない意見交換をすること、また、キワニス会員との世代を超えての交流や団体同士の活動コラボレーションの可能性等についてまで話しあう機会を提供することを目的としました。
実際の交流会で青少年達は、他の団体との情報の共有や協働の可能性を探る場を持つこと、多岐にわたる分野での経験豊かな年配者との交流を通して異なる角度からの情報やアドバイスを得る機会を持つことに大変積極的な姿勢を見せてくれました。
これら初めての試みは、当会で新設されたユースフォーラムの育成発展の方向性を探る意味でも、それなりに意義のあるものだったように思われます。
私は、本イベントの企画運営担当の一人として、東京キワニスクラブが青少年達に「何を提供できるか」ではなく、「彼らが何を望み、何をしたいと思っているか」を学び、それに対して我々が如何に呼応できるか、その方法論と可能性を探求することが今後与えられた課題ではないかと感じさせられました。