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2025.03.25
「本読み聞いてね!(読み聞かせ)in寺子屋」のご紹介
寺子屋では、2022年からキワニス会員、奥様、ご友人が、寺子屋の子ども達に「絵本の読み聞かせ」を実施しています。「読み聞かせ」と言う名称が少し上から目線ではないかとの意見もあり、寺子屋では「本読み聞いてね」と言う名称にしました。
最近は、1〜2ヶ月に1度、30分ほど行っています。絵本は、読み手であるキワニス会員、奥様、ご友人が毎回用意してくださいます。季節の行事に関連(豆まき、七夕、入学など)したもの、また、平和を知る、優しさ、友情、家族愛、動物愛など子どもの心に響くもの、昔話、民話など、子ども達が興味を持ちそうなものを選んでいます。
寺子屋に参加している子ども達は小学生ですが、「本読み聞いてね」に参加するのは低学年が中心です。最近は自ら読んでみたいと言う子どもが増えています。人前で読むことに挑戦し始める、読むことに意欲が出てきている、読むことに上達してきている子どもたち。聞かせてもらうだけではなく、他人に聞かせることの楽しさ、本を選ぶ面白さなど大事な経験になります。他の子どもたちが玩具やゲームで遊んでいる中での「本読み」。それだけになかなか集中するのは難しいですが、「聞きたい」「読みたい」子を少しでも増やす工夫をしていきたいと思います。
2月22日の寺子屋での絵本は、「だんまりこおろぎ」「けんかのきもち」「おかあさんげんきですか」「いぬかって」。5人の子ども達が、代わる代わるに絵本を読みました。
【だんまりこおろぎ】
だんまりこおろぎがはじめてないたのは?? 色鮮やかな貼り絵で描く音の出る絵本。見る人の感性を豊かに育みます。
【けんかのきもち】
仲良しの友達とけんかした。 悔しくて涙が出た。 家に帰ってお母さんの膝の上でわんわん泣いた。おともだちと喧嘩するってこと。
【おかあさんげんきですか】
母の日なので、てがみをかきます。「おかあさんに、かんしゃのてがみをかきましょう」と、先生がはりきっているから、がんばってかきます。おもいきって、いいたいことをかきます。
【いぬかって】
「いぬかって、かってかってかって・・・」とかんちゃんは、いつもの「かって!」がはじまります。おかあさんはしらんぷり。それでもあきらめないかんちゃんです。
「本読み聞いてね!」は、子どもたちの好奇心を刺激し、夢を育む魔法の時間。絵本の世界に触れることで、子どもたちは新しい発見をし、想像力を羽ばたかせます。これからも「本読み聞いてね!」が、子どもたちの心に深く響き、未来への希望を灯す場所となるよう、私たちも一緒に成長していきたいと思っています。