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　東京キワニスクラブは8月26日夕、恒例の国際懇話会を学士会館で開催した。 

第100回目にあたる今回は、講師に日本経済新聞社の本社コメンテーター、秋田浩之氏を招き、「第三次世界大戦のリスクを考える～国際取材の現場から」と題した講演を聞いた。 

　北京、ワシントンに駐在経験のある秋田氏は現在、世界中をまわって各国要人を取材し、世界を俯瞰する視点で国際情勢を分析、独自の見通しをコラムで書き続けている。 

　講演では、ロシアによるウクライナ侵攻が欧州全体に与える影響、中国・ロシアおよび北朝鮮の接近によるアジア情勢の変化、さらに米大統領選挙の行方によっては、第三次世界大戦を引き起こしかねない状況になりつつあると指摘した。 

　国際懇話会は1996年4月に始まり、年数回、夕食会に大使経験者、国際問題に詳しい大学教授やジャーナリストを招き、その時々のホットな国際問題について約1時間の講演をお願いし、その後20～30分の質疑の時間を設けている。