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2025.06.06
「ひと」寺子屋を支え続けている人・望月隆行さん
望月隆行さん
(杉並区「堀之内・妙法寺」、 NPO法人「すぎなみ子どもサポート」 )
~寺子屋という「演じない飾らない世界」~
寺子屋in妙法寺の始まりは、2017年12月2日(土)。
参加してくれた子どもは7名、スタッフは東京キワニスクラブ様・東京立正短期大学・ 新渡戸文化短期大学・ 子ども食堂実行委員会・地域ボランティアでの船出となりました。因みにお昼ご飯はオムライスでした。
この時点では、NPO法人「すぎなみ子どもサポート」はまだ産声を上げておりませんでしたが、その前身である「子ども食堂実行委員会」が東京キワニスクラブ様と共に、寺子屋を支えておりました。
この寺子屋はコロナの真っ只中にあっても、寺子屋弁当と称し子ども達が描いてくれた絵をお弁当の掛け紙にする等、スタイルを変えながら衛生面や世相を勘案して続けて参りました。
寺子屋はいろいろな側面を持っております。
例えば、他校の小学生との出会い・幼稚園保育園等に通園していた時の友達との再会・キワニス様やボランティアの短大中高生等との多世代交流の場でもあります。
そして、なにより自己肯定感を持ち、自身を演じない飾らない自分のままの姿で居られる、学校でも家庭でもない第三の居場所です。
このような寺子屋を開催して下さっている東京キワニスクラブ様は、まるで子どもを守る鬼子母神様の化身のように見えてなりません。
参加してくれた子ども達が、心もお腹も満腹になり満面の笑みを浮かべながら帰る姿を見ると、寺子屋が未来永劫に続く事を願って止みません。
食いしん坊主 望月隆行